貯蓄が多い都道府県は?負債が多い都道府県は? 一番お金持ちの県は香川!?

皆さん、1世帯当たりの貯蓄額が高い都道府県をご存知ですか?
実は総務省統計局の実施している「全国消費実態調査」の結果で、貯蓄が多い、負債が多い都道府県のランキングが判明しています。

この記事では、そのランキングとともに、一番お金持ちの県はどこか紹介します。

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1世帯当たりの貯蓄額が高い都道府県ランキング

「全国消費実態調査」によると、以下の結果となっています。

なお、貯蓄とは、郵便貯金銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧日本郵政公社)、銀行・その他の金融機関への預貯金、生命保険・積立型損害保険の掛金、株式・債券・ 投資信託・金銭信託等の有価証券と社内預金等のその他の貯蓄の合計となります。

出典(総務省統計局「平成26年全国消費実態調査結果」)

上の図は、二人以上世帯の1世帯当たり貯蓄現在高を都道府県別にまとめたものです。

貯蓄現在高が高い都道府県

貯蓄現在高が高い都道府県のランキングを見てみると、

1位 東京都 1967万円
2位 神奈川県1904万円
3位 福井県 1856万円
4位 愛知県 1855万円
5位 香川県 1822万円

6位~10位は1700万円代で、奈良県、和歌山県、千葉県、三重県、富山県といった県が続いています。

貯蓄現在高が低い都道府県

逆に、貯蓄現在高が低い都道府県のランキングを見てみると、

47位 沖縄県  575万円
46位 青森県  862万円
45位 鹿児島県 948万円
44位 宮崎県  1014万円
43位 長崎県  1017万円
42位 秋田県  1042万円

41位~38位は1100万円代で、大分県、福岡県、熊本県、北海道といった都道府県が続いています。

1世帯当たりの負債額が高い都道府県ランキング

「全国消費実態調査」によると、以下の結果となっています。

なお、負債とは、郵便貯金銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理、生命保険会社、住宅金融支援機構等の金融機関からの借入金の他、勤め先の会社・共済組合、親戚・知人からの借入金及び月賦・年賦の残高等の金融機関外からの借入金の合計となります。

出典(総務省統計局「平成26年全国消費実態調査結果」)

上の図は、二人以上世帯の1世帯当たり負債現在高を都道府県別にまとめたものです。

負債現在高が高い都道府県

負債現在高が高い都道府県のランキングを見てみると、

1位 東京都 789万円
2位 神奈川県717万円
3位 埼玉県 618万円
4位 滋賀県 584万円
5位 愛知県 580万円

6位~10位は、千葉県、栃木県、大阪府、静岡県、鹿児島県といった都道府県が続いています。

貯蓄現在高が低い都道府県

逆に、負債現在高が低い都道府県のランキングを見てみると、

47位 長崎県 273万円
46位 島根県 274万円
45位 香川県 302万円
44位 徳島県 339万円
43位 山口県 356万円

42位~38位は、高知県、鳥取県、福岡県、大分県、青森県といった県が続いています。

一番お金持ちな都道府県は、香川県!?

先に見た貯蓄現在高と負債現在高は、それぞれ独立しているため、1世帯当たりの純資産額としては、「純資産=(貯蓄現在高)-(負債現在高)」となります。

そこで、上述のランキングから、純資産が一番多くなる県を見てみると、

貯蓄5位、負債45位の香川県が

(貯蓄1822万円)-(負債302万円)=1520万円となり、

純資産ナンバー1となります。

香川県より貯蓄の多い東京(貯蓄1967万円-負債789万円=1178万円)や神奈川県、愛知県はその分負債も上位となるため、純資産では負けることになっています。
なお、福井県も香川県より貯蓄額は高いですが、それ以上に負債額が香川県より高くなります。

したがって、1世帯当たりの純資産が一番高い、

一番お金持ちの都道府県は、香川県

ということになります。

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