お金持ちの家 ~お金持ちはどこに住むのか?~

よくTV等でお金持ちの豪邸が紹介されますが、ビル・ゲイツ氏や孫正義社長といった有名なお金持ちがどのような家に住んでいるのか、気になりませんか。

そこで、有名なお金持ちの家を写真付きで紹介します。加えて、お金持ちが多く住む、世界および日本の高級住宅街について説明します。

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有名なお金持ちは、どんな家に住んでいるのか

1. ビル・ゲイツ邸

出典 Forbes JAPAN

マイクロソフト社の創業者ビル・ゲイツ氏の自宅の「一部」です。

なぜ一部なのかというと、シアトル郊外ワシントン湖畔にある自宅敷地は、人工河川も流れるほど広大で、面積にして約140平方kmもあるからです。

これがどれほどの広さかというと、面積100平方km余りのパリ市全体よりもさらに広いといえばイメージしやすいでしょう。

邸宅は水中に音楽が流れるプールやバー付きの図書室、守衛室まで完備し、推定価格は80億円と言われています。


2. ウォーレン・バフェット邸

出典 Forbes JAPAN

投資の神様といも言われる「ウォーレン・バフェット氏のネブラスカ州オマハにある邸宅です

実は豪邸ではなく、1958年に約300万円で購入したもので、2015年に約4,000万円を投じてセキュリティを高めたが、現在もこの普通の一軒家から中古車で会社に通うという倹約ぶりです。

3. 柳井 正邸

出典 Forbes JAPAN

「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング代表取締役会長 柳井氏の邸宅です。

東京・渋谷区郊外の高級住宅地のなかでも桁違いの100億円邸宅で、高い壁に囲まれた2,600坪の敷地内にテニスコートやゴルフ練習場もあるとのことです。

4. 孫 正義邸

出典 Forbes JAPAN

ソフトバンク創業者、日本一のお金持ちである孫 正義氏の邸宅です。

東京・港区白金台の高級住宅街にあった有名料亭の跡地910坪に建設費60億円をかけて建設した地上4階、地下2階の豪邸。

地下にゴルフ練習場やボウリング場も完備されているとのことです。

下手なマンションよりも大きく、立派な造りとなっていますが、一軒家です。

5. 三木谷浩史邸

出典 Forbes JAPAN

楽天株式会社の創業者三木谷氏の邸宅です。

東京・渋谷区松濤の270坪の土地に約30億円かけて建設した自宅で、著名建築家の手によってデザインされたこの豪邸は、最高5m近い壁に囲まれ、セキュリティも万全だそうです。

6. ムケシュ・アンバニ邸

出典 Forbes JAPAN

インドの実業家であるムケシュ・アンバニ氏は、フォーブス誌による2008年度版の世界長者番付では第5位になったこともある、インド最大の民間企業であるリライアンス・インダストリーズの会長です。

そして、この縦長の建物はムケシュ・アンバニ氏の自宅です。

デザインは無骨ですが、27階建て、高さ173m、建築費1,000億円超の桁外れの豪邸で、駐車場が6フロア、映画館、フィットネスクラブなどあらゆる施設が完備されています。

子の豪邸に家族10人と使用人600人と暮らしています。

番外編(マインクラフトの作者 マルクス・ぺルソン邸)

ゲーム「マインクラフト」の製作者「Notch」ことマルクス・ぺルソン氏が、ビバリーヒルズに、7000万ドル(約83億円)で購入した豪邸です。

上記豪邸は、ロサンゼルス市街と太平洋を見渡せるプールや8つの寝室、15のバスルームを備えた邸宅であるとのことです

マルクス・ぺルソン氏は、世界的大ヒットになったゲーム「マインクラフト」の製作者で、自分の興したゲーム会社Mojangと「マインクラフト」を、マイクロソフトに25億ドル(売却時のレートで約2700億円)で売却することで、大金持ちとなりました。

有名なお金持ち達は、バフェット氏を除いて、10億以上の大豪邸に住んでいました。

次は、お金持ちの家が集まる「高級住宅街」について紹介します。

高級住宅街ってどんな所?

「高級住宅街」の定義は、多分に曖昧かつ主観的であり、国や地域・時代によっても認識は多様となります。

日本の場合は、「敷地が広く」「建築の施工の質が高い建物」が一般的に「優良な住宅」といいます。

更に、「街区及び画地が整然とし、植生と眺望、景観等が優れる」等の要件を満たした地域に「優良な住宅」が多く集まった場合、その地域は「居住環境の極めて良好な地域で、優良な住宅が多い」=「高級住宅街」として認識されるようになりました。

「高級住宅街」は、一般的に以下の特徴を有しています。

「優良な住宅が多い」
敷地の広さについては国、地域等による違いがあるものの、現代の日本の都市部の場合、少なくとも330㎡超の整形、平坦な土地にある住宅が「優良」とされることが多いため、広い土地の大きな住宅が多くなります。

「良好な近隣環境」
街区及び画地が整然ということは、計画的に造成された住宅地域に該当するものは多く見られるが、上記「優良な住宅」の建つ画地、街区が整然としていることが必要となります。

「名声が高い」
住宅地の地価は地名のイメージによっても左右されますが、高級住宅街についてはその傾向が顕著に見られます。
そこに住んでいるということがステータス的なイメージを帯びることあり、例えばアメリカのビバリーヒルズでは「著名な映画スターが暮らしている」といった状況が、そのまま高級住宅街のブランドを形成しています。
また同じくアメリカにおいては周りを塀や柵で囲み、警備員が24時間監視することで大変治安がよい住宅街(ゲーテッドコミュニティ)があるが、これもまた一種の安全というブランドといえます。

世界の高級住宅街

アッパーイーストサイド

海外ドラマ『ゴシップガール』でも有名な、アメリカ ニューヨークで一番セレブな街と言われているのが、アッパーイーストサイドです。

セントラルパークの東側に位置し、5番街から右、南北では59丁目から96丁目のエリアを指します。

街中には一流ブランド店や老舗のレストランが揃い、洗練された雰囲気を醸し出しています。

特に、5番街と呼ばれるエリアは、昔ながらの由緒正しきお金持ちが住む、世界屈指の界隈として有名です。

日本人でいうと、あのイチロー選手が、マリナーズからヤンキースへ移籍した際にここのマンションに住んでいました。
なおそのマンションの家賃は、日本円に換算すると約400万円/月もするとのことです。

他には、歌手のマドンナやマライアキャリーも住んでいるといわれています。

ビバリーヒルズ

数々のハリウッドスターが住まう高級住宅街として、有名なのがビバリーヒルズです。

アメリカ ロサンゼルス西部に位置しており、ストリートにはリゾート感満載のヤシ並木が立ち並んでいます。

上述の「マインクラフト」の製作者マルクス・ぺルソン氏が豪邸を購入したのも、ここビバリーヒルズです。

高級ブランド店が並ぶロデオドライブは、映画『プリティ・ウーマン』でジュリア・ロバーツが買い物を楽しんだ場所としても有名です。

ハリウッドからビバリーヒルズへの通り道・サンセット通りには、ハリウッドスターが大きく映し出された看板や広告が並んでいます。

メイフェア

ギリス ロンドン屈指の高級住宅街がメイフェアです。

メイフェアは現在商業地区として発展を続けており、以前に住宅であった建物を改装してオフィスにした物件なども多く存在しますが、高額な賃料を払い居住している者も多くいます。

王室ご用達のお店が数多く並び、高級紳士服を扱うお店や、高級ホテル、ブティック、老舗のカフェなど、数々の名店が軒を連ねます。

イギリス版のモノポリーでは最も高額の不動産がある街となっています。

サン・ルイ島

パリの最高級住宅街とされているのが、サン=ルイ島です。

サン・ルイ島は、シテ島と並んで「パリ発祥の地」と呼ばれ、フランス パリの中心部に位置するセーヌ川の中州、パリ4区に属します。

古くから大貴族や著名人が邸宅を構える最高級住宅地として知られ、世界的大富豪ロスチャイルド家も邸宅を所有していました。(現在はカタールの王族に売却)

名前の由来は聖王ルイ(サン・ルイ)です。(ただし、彼が建てたサント・シャペルは下流のシテ島にあります。)

セントーサコーブ

シンガポールのセントーサ島にあり、世界の富豪が集まる住宅街がセントーサコーブです。

自家製ヨットを停泊できるプレイべートハーバー付きの住宅が多くあります。

毎年コーブで4月に開催される「Singapore Yacht Show」ではヨーロッパ方面から自家用ヨットに乗船して参加されるセレブ達も多くいるとのこと。

居住者エリアのゲートはパスがないと入れないため、街は綺麗で治安は良く、素晴らしい住環境を備えたお金持ちのエリアとなっています。

周辺はリゾート地にもなっており、おしゃれなホテルやレストランなどが充実しています

日本の高級住宅街

首都圏の高級住宅街

やはり、一番多いのは東京都となり、土地代も高く、多くの高級住宅街が存在しています。

東京都

明治時代以降、江戸市街のうち武家屋敷などが建ち並んでいた地区に富裕層が居を構えるようになり、初期の高級住宅街が形成されました。

主なものは以下の地域となります。

<千代田区エリア>

番町、麹町、紀尾井町、永田町、平河町、九段の皇居周辺、富士見

<港区エリア>

赤坂、麻布、三田

<文京区エリア>

本駒込、西片、本郷、目白台

<山の手エリア>

新宿区市ヶ谷、豊島区目白(新宿区下落合、中落合、西落合)

<田園調布、成城>

渋沢栄一などを中心として、1918年に設立された田園都市株式会社(現在の東京急行電鉄株式会社の源流の一つ)によって、当時農村地帯で交通不便だったエリアに鉄道を敷設し、住宅地として開発を進めることとなりました。

1922年に、洗足地区(洗足田園都市)、翌年多摩川台地区(後の田園調布)が分譲され、東京急行電鉄株式会社によるブランド戦略が展開された結果、現在では高級住宅地として認知されるようになりました。

また、1927年に、成城学園前駅を誘致した小原國芳が、学校建設の費用を賄う目的で整備した成城も、現在では高級住宅地として知られるようになりました。

神奈川県

幕末から明治初期にかけて外国人居留地となった横浜市山手町が該当します。

藤沢市鵠沼は、砂原だった場所を別荘地として開発し、のちに高級住宅地に変化していきました。その他、昭和40年代に高級住宅地として造成した逗子市披露山庭園住宅があります。

近畿圏の高級住宅街

近畿の高級住宅街で有名なのは、京都符と兵庫県です。

特に兵庫県は、神戸市東部から芦屋市・西宮市・宝塚市にかけての山麓ラインに高級住宅街が集中しています。

京都府

京都市内では京都盆地を取り囲む山々に高級住宅街が点在しており、中でも左京区に集中しています。

由緒ある高級住宅街としては、左京区の下鴨エリアが該当します。特に葵小学校区に多数の豪邸が建っており、学区内の北泉通には豪邸が連なっています。

兵庫県

芦屋市では、六麓荘町のような昭和初期の高級住宅街をはじめ、芦屋川右岸(平田町、山芦屋町、三条町、川西町)、山手町、ほか岩園町、浜風町、浜芦屋町、松浜町、業平町、東芦屋町、東山町、加えて国立公園内の高級別荘地として造成された芦屋ハイランド地区(奥池南町)があります。

特に、六麓荘町は最高級住宅街として有名で、特色として電柱が著しく風致を損なうとして多額の費用をかけて、日本で初めてとなる電線類の地中化が行われました(そのため、六麓荘エリアでは電柱を見かけません)。

道路の保全と美観上の問題を含めて全面的な道路舗装を行い、安全面にも留意しています。

そうした管理・維持費のために町内会費は高く、また、建築条例で敷地面積も400㎡(121坪)以上とされています。

六麓荘には、こんな豪邸も

いかがでしたか、豪邸や高級住宅街に住むことは、お金持ちになる一つの目標なのかもしれません。

豪邸や高級住宅街に住みたいと思った方は、それらを目指して、お金持ちになる方法を探して見るのもいいかもしれません。

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