年収が高い人は読書量が多い!? ~お金持ちは本を読む~

年収が高い人ほど、読書量が多いと聞いたことはありませんか?
実は、これ様々なデータで相関関係が証明されている事実なのです。

そこで今回は、年収が高い人の読書に関するデータと日本人の読書量について解説していきます。

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年収と読書量は比例するのか?

調査データ

日本経済新聞社産業地域研究所が、2009年に20代~60代の男女1000人行った「月額書籍購入費の調査」によると、以下の結果が出ました。

年収800万以上の人の月額書籍購入費(平均) =2,910円

年収400~800万未満の月額書籍購入費(平均)=2,557円

年収400万未満の月額書籍購入費(平均)   =1,914円

上記はあくまでも、書籍代であり、読書量ではないですが、
サンプル数が多く、通常書籍を購入したら、読まないケースよりも読むケースのが多く、また書籍の値段も平均的になることから、

上記結果は、ほぼ次のことを示していると言えるでしょう。

年収が高い層のほうが、読書量が多い
(もちろん、あくまでも相関関係なので、例外はあります)

 その他の調査

上記は、なかなか有名な調査結果ですが、

その他にも「Business Management Degree」では、ビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏といった超有名なお金持ちを含む「富裕層」と「年収3万ドル以下層」について、以下の調査結果を発表しております。

「1日30分以上ビジネス書等を読むか」という質問に対して、YESと答えたのは、
「富裕層」が88%だったのに対し、「年収3万ドル以下の層」は2%

上記のように、年収と読書の関係を調査した多くのデータが年収と読書の正の相関関係を示しております。
(実は、お気付きの方もいると思いますが、「読書量が多い人の年収が高くなるのか」、「年収が高くなると、読書量が多くなるのか」、因果関係は明確でない)

とはいえ、個人としてできることは、年収を上げるために、本を読んで知識を付けることです

そこで、どれくらい本を読めば、人よりも読書量が多いと言えるか解説します。

どのくらい本を読めば、お金持ちになれる

日本の平均読書量

毎日新聞社が平成22年9月に実施した「第64回読書世論調査」によると、

書籍を「読む」と答えた人は48%

雑誌を「読む」と答えた人は58%

読むジャンルは、「趣味・スポーツ」(49%)、「日本の小説」(36%)、「暮らし・料理・育児」(36%)、「健康・福祉・医療」(32%)が上位となっています。

1日の平均読書時間についてみると、

書籍が26分、雑誌が24分の計49分

年代別に見た1ヶ月間の書籍の読書量については、

  • 10代2.2冊(14歳以下を除く)
  • 20代2.3冊
  • 30代1.6冊
  • 40代1.4冊
  • 50代1.4冊
  • 60代1.3冊
  • 70代以上1.0冊

したがって、人よりも本を読んでいると言うためには、1ヵ月に約3冊程度は読む必要があります。

しかし、世界の名だたるお金持ちや日本の有名な社長等は、1ヵ月に相当多くの本を読んでいます。
また、お金持ち達は、ただ本を読む(インプットする)だけでなく、読んだ内容をアウトプットすることも実践しています

ただ、最近は本だけでなく、ネットの記事等も勉強になるものが多く、そういった記事を見つけて定期的に購読することも重要です。

最後にそうした本や記事を読むメリットをご紹介します。

本や記事を読むことのメリット

本や記事を読むことの主なメリットとしては以下が考えられます。

  • 知識を得ることができる
  • 想像力や思考力を鍛えることができる
  • 判断力を養うことができる

特に、本や記事を読むことは、先人とのコミュニケーションの場であり、本を読むことで我々は本や記事を書いた先人の知恵を吸収し、人生をより厚く、深く生きることができるようになります。

先人の知恵の多くは読むことを通じて継承され、さらによりよい知恵に発展させられてきました。

つまり、読むことは、皆さんが社会に対して新しい価値を創造するために不可欠な行為といえます

ぜひ、多くの本や記事を読むことを習慣化してみて下さい。

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