目次
覆面モニターとは？
仕事内容
覆面モニター（調査員）とは、覆面モニター募集サイト等に登録して、募集サイトから案内されるお店（飲食店や美容室等）に潜入し、募集サイトが求める項目を調査する仕事のことです。
その他、お店に伺うことなく、実際の商品・サービスを利用してその感想等をモニターすることもあります。
また、ミステリーショッパーと呼ぶこともあります。
報酬は？ ～どれぐらい稼げるのか～
モニター協力すると、利用金額の50％以下がキャッシュバックされるものが多くなります。中には利用金額の100％以上の報酬が貰えるものもたまにあるようです。
基本は出費（飲食代等）の節約となりますが、上手く活用すれば、お小遣い稼ぎにもなります。
場合によっては、話題のお店や、最新の商品や便利なサービスが他の人よりもお得にお試しできます。
覆面モニターになるには？
「ファンくる」等の「覆面モニターをしたい人」と「覆面モニターを求める企業」をマッチングする募集サイトに登録することで、覆面モニターとなります。
もちろん、それだけでは仕事は来ないので、サイト内の案件に応募し、当選等することで、実際にモニターのお仕事がもらえます。
どんな企業が覆面モニターを求めているの？
覆面モニターが求める企業
飲食店はもちろん、飲食店以外にも、通販、メーカー、美容、ジム、ホテル等でも、覆面モニターを求めています。
飲食店であれば、主に以下の理由から覆面モニターが求められているようです。
- お客様の不満の声を、従業員と共有して改善していく
- 本社の各店舗の品質管理
- 消費者行動の分析
- 飲食店のファンの獲得
飲食店以外であれば、主に以下の理由から覆面モニターを求めているようです。
- お客様の声を商品・サービスに反映させたい
- モニターの声を集客に利用
- 商品・サービスのファンを増やしたい
覆面モニターの活用事例
具体的には、覆面モニターがレポートした内容は、以下のように活用されています。
覆面モニター意見を基に、アルバイトの自主的な取組みを推進
覆面モニターを募集することで、お客様の声を客観的に集められて、店舗に直接フィードバックすることができるようになったとのことです。
さらにフィードバックの内容をアルバイトと共有することで、「どうすれば今よりももっと良い店になるか」という課題をアルバイトに与え、改善に向けた自主的な取組を推進するといった使い方もとられています。
画像モニターによる本社による各店舗の品質管理
覆面モニターにチェーン店の料理の写真を撮ってもらい、レポートしてもらうことで、「料理の量や盛り付け等が本社側の要請通り行われているか」といった品質管理の手法としても使用されています。
これは、飲食店本社が行う各店舗への検査を、覆面モニターに委託しているといった見方もできます。
覆面モニターのお仕事手順と稼ぎ方
仕事選び・モニター前
モニターする案件選びが重要となります。
多くの人が好きな飲食店等は人気となるため、案件に応募しても入選しない可能性があります。また報酬率も基本的に低くなります。
とはいえ、自分があまり興味のない案件を選ぶとその後のレポート作成等が苦痛となってしまいます。
そこで、自分の好きなジャンルの中から報酬率の高い案件を選ぶのがポイントです。
また、調査後に提出するレポートの内容を事前に確認しておき、負担が大きくないか確認しておくことが効率的に利用するために必要となります。
モニター中
レポート項目は募集サイトやお店によって違いがありますが、飲食店のサービスを評価する代表的な指標として、QSCと言われる項目があり、以下のような切り口でレポートするものが多くなります。
したがって、お店等を訪問した際は、以下の切り口でモニターすることが重要です。
Q Quality(クオリティ） ：品質の高い料理（商品）を提供しているか
S Service（サービス) ：気持ちの良いお客様第一のサービスを行っているか
C Cleanliness（クリンネス）：衛生的、清潔な磨き込まれた店舗を維持しているか
モニター後
決められた提出物（主に報告レポートやレシート等）を提出することとなります。
ここで重要なのは、当然のことですが良いレポートを書くことです。良いレポートを書き続けていれば、募集サイトやお店からの評価も上がり、いい案件を獲得することにつながります。
以下、レポート作成のポイントを簡単に紹介します。
- QSCを意識したレポートの作成・アンケート項目への回答
- 自然体の感想を（企業は一般消費者の生の声を欲しがっているはずです）
- 良い点だけでなく、改善すべき点をきちんと盛り込むこと（企業は、改善すべき点がないか見つけるためにモニターを募集しています）
ぜひ、空いた時間で覆面モニターにチャレンジしてみてください。
